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SHOT BAR
作詞 工工声
さあ何から話そうか そう言って話し始めてみた
会話の延長線は 見えているようで見えていない

グラスの氷はみるみるうちに 弱く小さく溶けていくばかり

口紅の色が変わったね
香水の匂いも変わったね
そんなこと今更どうでもいいけれど 帰りたくない 長い夜

視線を落としてみれば 指にはうっすらリングの跡
目に見えている物から こうして消えていくのだろうね

タバコは冷えて灰だけが積もる 火の粉は二度と舞いそうにもない

唇を見つめても無駄よ
吐息を香らせても無駄よ
昔とは違う夜だと知っていて 誘っている 下心

おもむろに遮られた 目配せや笑い話 
何一つ縮まらない 近い距離の遠い場所

あなたと言うか 心と言うか 何と言うか

口紅の色が変わったね
香水の匂いも変わったね
そんなこと今更どうでもいいけれど 帰りたくない

お別れの言葉を探して
サヨナラの一言も出ない
いつまでも別れが言えない女々しさを あなたはずっと 嫌っていたね

そんなこと今更どうでもいいあなた 長い夜が 去ってゆく

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル SHOT BAR
公開日 2012/07/30
ジャンル ロック
カテゴリ 失恋
コメント 出会う前と後では、交わす言葉も表情も、まるで別人みたいだね。
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