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人と春と
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作詞 工工声 |
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他人事のように通り過ぎていた春の節目
遅かれ早かれ私の番が訪れる
もう旅立つ時期なのね 名残惜しむ暇もないね
これほど3月に人が別れを述べるのも
4月にたくさんの人と出会うからでしょうね
そしてまた1年の月日のなか喜怒哀楽
それが人生と言うものなのかはわからない
言ってる傍からまた1年が始まる
徹夜して書いた最後の手紙の最後の一行
詠む練習をあれだけしたのに言葉に出来ない
いざと言うときに弱くて 照れ笑いする癖のままね
何か変わったのかと訊かれたら答えはなく
来年もどうせ今のままだと言うのでしょうね
足取りは重いような軽いような複雑なもの
それが人生と言うものなのかはわからない
去年の今も同じような事を言ってたのだろう
これほど3月に人が別れを述べるのも
4月にたくさんの人と出会うからでしょうね
そしてまた1年の月日のなか喜怒哀楽
それが人生と言うものなのかはわからない
せめて来年の今とは違う春でいて
懐かしむばかりが思い出じゃない春でいて
麗らかな日和似会う新しい春だもの
私も私以外も涙する春だから
言ってる傍からまた春が始まる
言ってる傍からまた1年が始まる
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