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彗星
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作詞 工工声 |
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夜空を見上げて星屑を数えた 大きいのから小さいのまで
見ている光が届く頃には あの星はもうなくなっているのでしょう
僕らは少しずつ大人になってゆく 知らず知らず知ってゆく
過ぎゆく時を肌で感じ無責任のまま 子ども心を忘れてゆくのでしょう
さようなら
なけなしの小遣い叩いて買った 望遠鏡もいまじゃそんなに
遠くを見つめる事など出来ない 足元ばかりに気を取られている
足元すら見えず覚束ない日々 恋も夢も捨て去って
いつしかつまらない歌しか唄えない 大人になってゆくのでしょう
僕らは足掻いても大人になってゆく ずっと子どもじゃいられない
僕らは少しずつ大人になってゆく 知らず知らず知ってゆく
過ぎゆく時を肌で感じ無責任のまま 子ども心を忘れてゆく
それでも大切な何かを胸に秘め 一つ一つ大人になるのでしょう
さようなら
夜空を見上げて星屑を数えた 大きいのから小さいのまで
いま見ている星は昔見つけた あの星と同じ光をしています
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