|
|
|
chloroform
|
作詞 黒梟 |
|
目眩に堕ちてく。
そんな感覚。
目覚めないままなら、
どんなに楽だろうか。
願い狂った。
悲しい旋律が、
むせび泣くから。
そっと瞼閉じてく。
吸い込んでいく。
ひどく黒く染まったけど。
それでも君は穢れないで。
それが最期の祈りであるから。
きっと空を仰いでも。
見えるのは必ず一つだけだから。
そんなに期待せずに、
朝を待つ。
たった16小節だったとしても、
それでは終わりにならないから。
また翼広げ飛び立つ。
青い鳥みたく。
それでも君が望むなら。
僕は綴り出す。
何も知らずともかまわないから。
僕が、
覚えてなくとも――――――。
|
|
|