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さけび
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| 作詞 Nii |
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名前もない頃にはすでに決まって
気づいた頃にはたたずんでいた
ワケも分からず言葉を発して
ワケも分からず傷つけていた
近づく足音 高鳴る罵声
分かっている 望んだ世界じゃない…
なんでここにいるんだ？って大声で叫んでみても
返ってくるものは同じ問いかけ
そんなこと知らないと突き返して
「バカにするな」と叫んだら「バカになるな」と返事がきた…
ポケットの中に入り込んでいた
期限切れの切符をまた握った
いったいいつから入っていたのかも
ワケも分からず過ぎ去っていた
広がる静寂 響く風の音
分かっている 選んだ居場所じゃない…
最終列車が過ぎ去って ただ途方にくれてみても
帰ってくるものは何一つない
そんなこと分かっていると思いながら
「誰かいない？」と叫んだら「誰もいない」と返事がきた…
分かっているよ そんなことくらい
分かっているよ そんなことさえも
信じたくない僕がここにいて 叫んでいる僕がここにいて…
なんでここにいるんだ？って大声で叫んでみても
返ってくるものは同じ問いかけ
それならとレール上に立ってみて
「バカにするな」と叫んだら「バカになるな」と返事がきた…
笑いながら一歩を踏み出した…
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