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オリオン
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作詞 ピンククジラ |
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砂時計みたいに
ガラスの中を星が降る
遠くにあるものを
閉じ込めてたい 君の癖
持て余し私が
伸びた爪 噛むたび
痛そうな顔して
…君の手じゃないのにな
つながってる? それとも
つながってるって信じてる?
ドラマみたいだけれど
夜を見上げてみた
地図も君の声もなく
私が見つけられるのは
今だって あの時だって
一つしかなかったの
他のどんな冴え渡る
サイダーの流星よりも
オリオンは 青闇の中
くっきりと光っている
「心配」や「嫌い」が
心砕いていく日々に
上の空だって、ね
忘れたくない 君のこと
ふらふらの私が
考えたことなど
口に出せるような
幸せじゃないのにな
どうせ無意味? それでも
君が笑うって劇的で
「君がいてくれたら」
うわべだけじゃないよ
悪も敵/味方もない
世界で息ができるから
迷わずに 導をたどり
どこへでも旅をする
「お月さまってどんなあじ?」
跳ねる子どもの頃みたいに
飛び込んだ 冒険の後
帰るのは君の元だ
つながってる? 電波や
ヒカリ回線じゃないもので
主役みたいな運命
何も背負ってないけど
地図も君の声もなく
私が見つけられるのは
今だって あの時だって
一つしかなかったの
他のどんな冴え渡る
サイダーの流星よりも
オリオンは 青闇の中
くっきりと眩しいよ
私自身 自分の目で
見てなきゃいけないものは
今だって この先だって
一つしかないからね
だからどんな誘惑も
一等を変えられないの
胸の中 君が灯した
温もりの点滅みたい
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