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| 作詞 ピンククジラ |
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嘘八百や過剰な努力が
必要でない能力者
求められても頷くだけの
謙虚なふりをし続ける
毎日がコマ撮りの
流行らない映画みたいで
その中の主役さえ
満足に演じ切れない
ありのままだけを
愛だというなら
その資格も持たない『actress』
不規則に描く
螺旋を乱して
心は降(クダ)っていく
甘い香りやカプセル剤が
必要でない健常者
電池の中も保つ意識も
歩き疲れて切れていく
打ち倒す臆病の
次の手に持つべきものを
持て余す弱さ故
この足はひどく震える
純粋なだけを
愛だとするなら
今まで見た全てが『幻』
底から嘶く
悲鳴を無視して
舞台は続いていく
ありのままだけを
愛だというなら
その衣装を投げ出す『actress』
終幕に鳴らす
合図を壊して
心は戻っていく
嘘八百や過剰な努力が
必要でない能力者
求められれば頷くけれど
素知らぬふりをし続ける
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