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擬似餌
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作詞 BREMEN |
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通気孔 出る湯気が僕のよう
ゆらゆら揺れては街に紛れる
小さすぎる自分の心の淵
踏み倒された何本かの花
増える 増える人間の裏
愛は同じ数だけある訳じゃない
怖いことないさ
人は一瞬を生きるという
角ばった日常の奥に潜む
本質なんてものは知らぬまま
怖いことないさ
瞬く間に夜は明ける
部屋のカーテンを開けてみる
光という今日が来てる
それだけでも生きていける
ボタン一つで吹っ飛ぶ世界
笑うに堪えない新聞の見出し
目を凝らしたって霞むんなら
手当たり次第に探ってみる
触れる 触れる君の温もり
嘘は触れ合ったって明かせない
怖いことないさ
君も一瞬を生きている
些細な嘘を見つけたところで
急に何かが変わる訳でもない
怖いことないさ
多分僕らも一瞬の出会い
部屋のカーテンを開けてみる
もう君はいないだろう
また新しいのを探すだけだよ
また何かの形した擬似餌に引っ掛かるだろう
笑っちゃうほど嘘つきになるだろう
言葉を発することのないものになれたら
もう何も傷付けないのに
怖いことないさ
当たり前にまた一瞬は過ぎる
角ばった日常に探す愛
本質なんてものは知らぬまま
怖いことないさ
瞬く間に夜は明ける
部屋のカーテンを開けてみる
光という今日が来てる
それだけでも生きていける
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