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make a story
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| 作詞 霜原葵依 |
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出来合いのおかずを右手に持って
熱めのコーヒー左手に
向かう先は書斎の机
デスクトップパソコンの元
本棚に埋もれたパソコン起動させて
自ら作り出す新しい世界へ
今、旅立つ
※文字を打って土台を作り
独自の言い回し 人を動かす
背景描写も忘れずに※
主人公は格好よく
ヒロインは高嶺の花
僕のつくった人々が
画面の中 文字の上で
活き活きと動き回る
一定おきに席を立ち上がり
辺りの本棚を漁る
資料となる本を探すために
薄緑のカーテン さっと開けば
雄々と山が連なりゆく
僕の視界の中には
息を飲み込む大パノラマ
時には息抜きも大切だよね
コーヒー啜って
食べ物口に入れ
脳へと活力を与える
太陽もそろそろ西に傾く
「あと少しだ」
僕は呟き再び椅子に座る
そして始まる画面とのにらめっこ
想像豊かに
物語を紡いでゆく
発想豊かに
僕は書き続けていく
※くり返し
現実には存在しない
ファンタジーな世界でも
そこに人がいれば
始まる新しいストーリー
全ては僕の手の中に
物語は、尚も進む
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