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はず、でした。
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作詞 しいき |
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恋はとっくに枯れてしまいました。
愛はどこかに捨ててきました。
この心は置物のようになり、
すべてを忘れてしまいました。
空は自分に似合わない青色
雲は流れ 風は暖かい
そんな状況の中あなたに出会いました。
何もかも忘れさすような
全部を包み込む感じが
昔想っていた人と重なってしまう、
タイムスリップしたような
そんな感覚に襲われる。
悪気の無い言葉の数々に、
疑ってまた閉じこもる自分。
あなたはそんな私に何を思う?
「好きだよ」というあの人の言葉
肩を抱く その笑みに
騙されてると知ったのはいつだった?
驚かすための行動も自殺行為になった。
「愛してる」その言葉は
見知らぬ女に向かっていて、
嫉妬という感情よりも
騙された悔しさが勝って。
もうこんな思いはしたくないと
誓った"は ず だ っ た"。
恋は枯れていたはずでした。
愛は感じないはずでした。
この心は「まだ生きたい」と、
あなたに縋るようになりました。
愛されたいと欲を晒しだす、
そのたびにあなたは喜び、
溢れるほどの涙を流してくれたのでした。
空は自分と同じような青色
雲は流れ 暖かい風
そんな中であなたと、笑っていたいのです。
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