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昔人
作詞 華雪 千景
君の身長を僕が始めて越した日から 
何時の年月が経ったのだろう
僕を見下ろしていた姉のような君が
いつの間にか同い年に感じるよ

小さい頃 手を繋ぎあった君と僕
今ではそんなことさえできないよ
大人になったからかな?
気持ちがすれ違うからかな?
恋というものから逃れているから?

果てしない空を見上げ
一人寂しく空を見上げるよ
君が幸せな時を過ごすのに
僕は 一人 昔に置いてけぼりのまま

君が笑ってくれたあの春も
君と汗かきまくったあの夏も
君が左肩に寄り添った秋も
君にキスしたあの冬だって
いつの間にか流れる時も
寂しく感じる肩も手のひらも
君との出会いから別れが
今では 一つの過去の思い出


君と僕の思いが重なり合う頃に
お互い赤く頬を染めあうよ
お互いの気持ちを吐き出せずに
言葉がぶつかり途切れる

「好き」と言えず 君と目が合うばかり
今思えば 何で付き合えたんだろう
君の思いが強かったから?
恋のキューピットのおかげだから?
ただ偶然だったのかもしれない?

暗い空を見上げて
小さくても輝く星を見上げて
時の流れを体に感じながら
君が僕からいなくなったのは
君が 僕を 愛してくれたから

君と映画に行ったあの春も
君と家で花火をしたあの夏も
君がまたキスをしてくれたあの秋も
君が最後のキスをして別れた冬も
寂しく僕をおいていく時も
置いていかれた僕自身だって
君との最後のキスが
今では もう昔のことなのだから

僕が感じるより早く時は流れ
僕だけが昔人となるのだろう
別れた後の君には
涙しか流れていなかった

君と別れた後の珈琲の味も
僕じゃない君の横の人も
君じゃない僕の横の人も
僕等の運命を感じない未来も
時の流れが導くよ
君と 僕の 幸せを
願うままに進む秒針と共に


何時の日か君は言ったよね
たとえ別れても
たとえお互い忘れあっても
たとえ先に死んでしまっても

あの恋は、永遠に続くのかもしれない

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 昔人
公開日 2011/10/26
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 恋愛
コメント まだまだ大人の恋を味わったことのない学生ですが、
頑張って書きました!

華雪 千景さんの情報













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