|
 |
|
おりおん
|
| 作詞 カポ |
|
距離感のない冬の天井 ぺたりと貼り付いた薄雲を
黒く縁どって太陽が あくびをしながら歩いてった
「今までどこに行ってたの？」
「実はずっとここにいたんだよ」
かくれんぼの天才がひょっこり
ネイビーブルーから顔を出した
まばたきするように 君がまたたく合間に
僕は白い息でちょっとでも君へと届くようにと
歌った
三ツ星の君がいなきゃ 僕は僕でいられなかった
肩を丸めて歩く人に 少しでも夜を照らすように
三ツ星の君がいなきゃ 僕は僕を見つけられなかった
ありがとう よろしくね
いつか消える最後まで
忙しない交差点の路上 誰かが落とした手袋の
温めるべき手にはきっと 包んでくれる手があって
自販機でコーヒーを二つ 買って走ってくニット帽
彼女の向かう先にはきっと 帰りを待つ誰かがいて
イルミネーションのように 君が輝く気配に
僕らは特別でなんてことのない日々が続くようにと
唄った
三ツ星の君がいれば 僕は僕でいられるのかな
点と線がつないだことに 少しでも意味があるように
三ツ星の君がいれば 僕は僕を見失わずにすむのかな
ありがとう ごめんね
せめて光り続けるよ
|
|
|
