|
|
|
過去と現在
|
作詞 ★☆飛鳥☆★ |
|
久しぶりに 前の自分の書いた詩を見た
どれもやっぱり 自分を飾ってて
なんだか 違和感を感じた
やっぱりあたしの詩は どれも完璧じゃなくて
全て 未完成の作品と言えた
修正する部分が 書き直したい部分が
たくさんあったから
あの頃のあたしには
あれを「完璧」だと思っていた
今のあたしがあれを 「最低」と評価するなら
あたしはあの頃とは 考えが変わったと言うことだろうか
あの頃のあたしはまるで偉そうに この世界を批判して
自分は「まともな人間」だと 思いたかったのかもしれない
こんな奴でも ちゃんと考えてるんだよと
誰かに 証明したかったのかもしれない
今見てみればあんなの
ただの口先だけの詩にしか思えない
自分は何にも 実行に移してなかったのだから
ただあたしはあいつらに 自分の考えてる事を
認めてほしかっただけなんだ
あの頃のあたしは 心が不安定すぎて
友情とか言う物に 飢えていたのかもしれない
孤独で寂しくて 自分の事しか考えられなかった
自分を「可哀想」と思うことで
自分自身を守ってきたように
今でもそんな自分が かすかに残ってる
だから時々出てきては あたしを苦しめるんだ
自己中心的な自分に 苦しめられるんだ
これからもあたしは 詩を作っていくだろう
いつか「今の詩」が 「過去の詩」と呼ばれる時には
あたしはどんな詩を 新たに作っているのだろうか
もしかしたらあたしは 今あるこの詩達を
また「最低」と 評価するのかもしれないな
|
|
|