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4.11
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作詞 ★☆飛鳥☆★ |
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この前
あの頃の私を知ってる
あの人達に会った
彼女たちは
ひそひそと こちらを見て何か言ってる
そういうことはもう 私の中で覚悟はしてた
高校に行くことはつまり あいつらに会うということ
何か言われるということは もうわかってた
彼女たちは 私に話しかけてこなかった
そっとしておいてくれたのか
それとも私の事を もうどうでも良いと思ってるのか
どっちなのか わからなかった
次の日
私に会った時
「おはよう」と言ってくれた
私も「おはよう」と言ったけど
戸惑った
彼女たちは もう私を見て
ひそひそ言わなくなった
ああ そっか
彼女たちはもう 私がココにいることに
慣れてしまったんだ
と 私は気づいた
もうあの頃には
戻れないけど
今なら あの頃に戻って
もう一度 あの時を過ごしてみたいなと
少しだけ思った
もしそうなったら
私は この先
どういう人生を 送っていただろう
と ふと疑問に思った
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