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比較
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作詞 ★☆飛鳥☆★ |
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入学したばかりの私
入学してまだ 2、3日しか経ってないのに
もう グループというものが出来てしまってる
もう クラスの雰囲気というものが出来てしまってる
前の私なら きっとまた逃げ出しただろう
自分が周りについていけないから
毎日毎日 好かれようと思って
愛想笑いを振りまいていたから
今の私は 特にクラスに馴染もうとも思わず
ただ毎日を 淡々と暮らしてる
行き帰りの通学は もちろん独り
でも前よりかは 孤独と感じない 辛いと感じない
どこか気持ちが 楽だ
前だったら この独りという環境が
とても怖く 自分は独りじゃない みたいに
気取っただろう
今はなんだか この「独り」という空気が
とても新鮮に感じてしまう
グループで集まってる人たちを見ると 思う
あの中には 必ず誰かが
愛想笑いを振りまいているんだろうな と
なんとなく グループの中にいる人たちが
なんだか 可哀想にも思えてくる
ああ 無理をしてるんだろうな と
私は ある意味
今の自分を 気に入っている
前みたいに 愛想笑いとかはしなくなったから
笑いたい時には笑う それを手に入れた気がした
クラスの人とも 話したりする
中心のグループとは 話そうとは思わないけど
それはそれでいいのかもしれないと 私は一人で思った
私はある意味
自分を手に入れたのだと
良いスタートを切ったのだと
実感した気がした
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