|
|
|
リバイブ
|
作詞 条峙 |
|
僕の孤独はとてもセンチメンタルで
誰かの元へ行くことを嫌がった
人見知りしない孤独を遠目で見ては
独りぼっちで時間を食べていた
急な夕立は傘の無い僕を濡らす
視線が刺さって惨めが呼んでいる
僕は選択の余地もなく―――
僕の孤独はとても疑り深くて
心の中を見せようとしなかった
そのくせ存在には自信がなかったから
手首を傷つけては鼓動を確かめてた
急な夕立は傘の無い僕を襲う
視界がぼやけて呼吸が辛くなって
僕は選択の余地もなく―――
ある日、誰もが見て見ぬふりを決めたはずの僕を呼ぶ声がした
それは温かさを知らないはずの僕にも感じられる温もりで
「辛いことがあればその分、楽しいことが待ってるから
一緒に探しに行こうよ、ね?」
誰もが汚いものを見るように見た僕の左手首を
当たり前のように笑ってくれた人だったから
絶望しかないと思ってたこの世界で小さな幸せを
当たり前のように教えてくれた人だったから
どんなに絶望だらけで生きる価値のない世界だったとしても
歩いていける、と思ったんだ
この命は君の為に取っておくよ
|
|
|