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フォーマルハウト
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| 作詞 のぶ |
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地下鉄上がって
見上げた空はオレンジでした
すべてをまとったオレンジが
地平線に逃げごみました
小出しにいろんな考えを
もったいぶって取り出して
電線にバカにされて
咳をした歩道橋
しっくいでできた恋人
涙が落ちてランプが灯って
足元から草が生えるころ
僕はネオンに溺れてるさ
古い人が言った“自由”
縄にとらわれた暴れザル
どこかに忘れてきた傘と愛
それを愛っていうのかな？
君はどけにいるのかな？
君の家の前に昔は
少年の僕がうろうろした
眠らない魂に追われ
密林の希少生物は今
知らないこと思い出して
目の前の笑い顔見たら
海と空の青さの違いを
悲しくなるくらい悟った
“迷い犬探してます”
横目で見たら日が暮れた
群青の空に変わるまでに
君の家にでも寄ろうかな
君が笑えばいいのに
たったそれだけなのに
石の上 ひからびたミミズ
お前は何を思うんだ？
21世紀にもなってさ
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