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クテシフォンの砂
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作詞 のぶ |
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鏡見て 姿見て
吸い込まれそうになった
ここにいるのは僕なの?
鏡の中の誰かなの?
自分で自分は見えないの?
それなら僕は誰なの?
まわりを見て すれ違う人たち
彼らに僕はどう見えるんだろう?
誰かが笑った
滴が落ちた
人々の靴の音
自転車のペダル
なにもかも聞こえるのは
僕がここにいて
君がそこにいて
それで十分なのさ
自分はここにいるのだね
見えなくても 触れてみて
始めて自分に気づくんだ
開かれた その手で 僕の手で
波の音 夜の空
昼下がり グラウンド
退屈が通る音
君の鼻歌
今もほら 聞こえるのは
僕がここにいて
君がそこにいて
それで十分なのね
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