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断髪ロック
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作詞 いんく |
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長い髪をばっさり切ったの
腰まであった黒い髪
お母さんの裁ちばさみ
とっても素敵な音がしたわ
綺麗に揃えたわたしの前髪
つやつやしてた自慢の髪を
ばっさり切ってしまったの
視界は良好、気分は爽快
窓の向こうに蛾が止まったわ
明かりに誘われやってきたのね
暗闇からわたしを睨む人がいたわ
眠る街目立つのかしらわたしの部屋は
あなた、誰なの
そうよ
恐れるのはやめたの
わたしは髪を切ったのよ
違うわ
見て欲しい訳じゃない
弱い自分を変えたの
あなたなんかには、わからないわ
長い髪をばっさり切ったわ
真夜中に一人ぼっちで
足元広がるわたしの髪の毛
なんだか気持ち悪いわね
まだ誰にも教えていないの
わたしが髪を切ったこと
深夜3時と少し過ぎ
衝動的よ笑ってね
ガラスに体当たりしてるわ
哀れな昆虫リンプン散らして
窓に映った短い髪の毛、わたしの
暗闇から睨むのはそう分かったわ
わたしだったのね
そうよ
泣き出しそうだわ
わたしの髪の毛返してよ
違うわ
見て欲しかったの
心配してほしかっただけなのよ
あなただけにしか、わからないわ
弱いも強いもわからない
わたしか弱い少女なのこっちを見てよ
見えない壁に阻まれてわたし
うまく向こうに行けないの
わたし髪を切ったの
気になるでしょう
わたし髪を切ったの
切ったの切ったの切ったの
わたし、髪を切ったのよ
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