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桜色の薫り
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作詞 夢浮 |
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ふたつの影が 街灯で照らし出されて
歩くたび 伸びては 消えた・・・。
僕の知らない 色に変わってた君の髪は
春風に吹かれて 静かにゆれた
いつもより早く過ぎる時間にフッと
耳元をかすめた風が
積み上げてきたキオクを揺さぶっているようで
立ち尽くし無力な僕に
君の匂いが届いたんだ
春風に乗せられて
僕はこの匂いを 忘られるのかなぁ
懐かしいようで どこか遠い風
君を抱きしめた匂いがとめどなく溢れるんだ
深く染み付いた君を思い出すたび
きっと胸の奥の方が痛むんだろう
「二人のための一歩が
別の道を刻むとしても
前を見て生きていこう
強く生きていかなくちゃ」
そんな風に言う君は
新しい未来を持ってて
それと生きる君には
分からない気持ちもあるのさ
吹き抜ける風の中にほんのり
君の姿を見つけたときは
気のせいだと自分に言い聞かせ
これから生きていくのかなぁ
君の匂いが届いたんだ
春風に乗せられて
僕はこの匂いを 忘られるのかなぁ
懐かしいようで どこか遠い風
君を抱きしめた匂いがとめどなく溢れるんだ
深く染み付いた君を思い出すたび
きっと胸の奥の方が痛むんだろう
深く染み付いた
桜色の薫り
まだ胸の奥のほうに染み付いてるんだ
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