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手のひら桜
作詞 沙霧
あと1年もしたら
あたしの前に広がっている風景は思い出になってしまう
校庭のざわめきも空まで上がるボールも
はしゃいでいるあなたの姿も

見つめて 見つめてそんな日々は色あせて
笑って  笑ってそんな日々は続くけど
突然この中から何かが消えて
あなたのいない日々を迎えてしまう

走り出して 走り出してあなたの姿を見つけたけれど
声を出す勇気なんてなかったんだ
握りしめた手のひらで涙をぬぐうけど
桜はひらひら あなたも遠くに


この桜が次に咲く頃は
あたしの気持ちは誰かのものになっているだろう
まだ君を好きでいたいと願えば思い出す
すれ違っただけの廊下

残して 残してあなたにあたしの残像を
隠して 隠して頬を伝う涙を
ゆっくりと穏やかに去ってしまう
あなたの匂いもなにもかも

走り出して 走り出してあなたの姿を見つけたけれど
桜が勇気をさらってしまった
握りしめた手のひらで涙をぬぐうけど
桜はひらひら

どれだけ遠くなってしまっても
桜の咲く日にまた会おう
そのときはあなたと手を握り合ってる
はずだから

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 手のひら桜
公開日 2011/04/16
ジャンル ロック
カテゴリ 恋愛
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