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別れの中で
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| 作詞 凛句Ⅲ |
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二人寄り添って 帰った道は今も暗くて
君が一人で帰れるか 少し心配なんだけど
でも、もう送る事はできないから
何もしないんだ 僕はただ 君の背中を見送るだけ
一つ 流れる涙は今は拭こう
君が見たら 笑うだろ？
君が告げた言葉の意味を理解できず 立ち止まる僕に
そっと肩を抱き寄せて 「ごめんね」と何度も呟いて
声を殺して 泣いていたね
目の前が闇で見えない僕と 涙で滲む世界しか見えない君は
少し似ていたね。
別れが告げる意味はなんなのか ふと考えてみたんだ
恋愛の中で二人が大きくなれるなら・・・
それはきっと幸せなことなんだろう 君と出逢えた意味を信じて・・・。
くだらないことで笑い合えた日々が愛しすぎて
消えない日々が僕の道を塞いでく
滲む 暗がりの道 相変わらず壊れた電灯は点かないまま
君は今どうしてるんだろうか
ねえ いつかまた出逢えたなら それは運命と呼ばせてくれる？
君と僕は似すぎてる
いや、ほとんど同じなんだ 名前以外
もう 君の名前を唱えるのはやめよう。
別れが告げる意味はなんなのか ふと考えてみたんだ
理由のない別れはないってこと 心に消えた灯火が君の姿を思い描く
恋愛にルールなんてないから 飛び越えて きっと未来があったんだ
それを知らないまま 二人は 僕らは きっと 信じられなかったんだよ
寄り添う時間は短い程 濃い時間だよ
濃い時間ほど 人は締め付けたくなる
僕は君を 本当に愛していたんだろうか？
なんてくだらない 質問 今は消してしまえばいい
別れを告げる その言葉の先にある物 何もないようで本当の意味が隠れてるから
心に傷がつく程 心に君がいたと思わされるほど
君の姿を探してしまうんだ
描きなおすために 買いなおしたケータイに君はいない
はじめてとった 写真は
この空の曇り空 まるで自分みたいに
いつか 別れの意味が 意味のある別れになるように・・・。
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