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真実
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作詞 凛句V |
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満月の月がのぞいてるよ
そんな夜は指を数えて 歌うんだ
「月が綺麗だ」
一人の夜は叫ぼう 嘆こう
この世界が崩れ落ちるまで
貧困 絶望 戦争 差別
どれもこれも 人が起こす事
ありきたりな言葉だと思ってんだろ?
それはお前ら いや、俺らが起こしてきた
悲しい事実
ここにある 痛みも あそこにある 暗さも
全て現実
忘れるような世界はいらない
刻み込むよ ここにある景色
殺された 嘘にした 真実を・・・
二度とない一瞬が 胸に溢れてんだよ
でも、その一瞬が誰にもあるわけじゃねえだろ
もう信じないよ
全てが全て正しいわけじゃなくて 本当は嘘ついて
真実が黒く塗りつぶされていく
テレビだって 雑誌だって あの教科書だって
全部 人が作ったものだから
塗りつぶされる歴史が痛いと声をあげていく
めまいがして 押しつぶされて
知ってた景色が消えていく
ありふれたような世界だけど それが本当の世界じゃないんだってこと
誰もわかりゃしない わかろうともしてない
だから、現実から逃げる
だけど、その度向き合う俺らがいる
向き合ってみないか?
そこにある悲しい未来と
二度とみたくない景色があるだろう
もうごめんだってくらい みただろう?
死ぬために生きるなんてごめんだろう
もっと輝きたいだろ?
もう隠さないで生きていこう
自分だけじゃない そこにある本当の景色
戦争の傷跡、絶望の景色、差別のありか
全部 受け止めていこう
自分が傷ついたわけじゃないのに
傷付いた振りをするなんて嫌だから
本当の景色に目を向けろ
真実から逃げるな
それが僕らに出来る事だろう?
投げやりだけど、でも、無理矢理だけど
向き合う事はきっと誰にだって
できるから
いつか世界はわかりあえるから
真実の空に僕らは願いを託す
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