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ひとしずく
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作詞 重 |
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ねぇ 今もまだ
その手首の傷は残ったままですか
ねぇ 今もまだ
あなたは一人ぼっちのままですか
上手に嘘を吐いてねと 寂しそうに笑って
全てを諦めたようなその瞳が怖かった
ずっと一緒には居られないけど 誰よりそばで
少しでもあなたを幸せにしたかった
涙を隠した赤い顔で
覚束ない足取りで
それでもまた
一人で歩いていこうとして
ねぇ 今もまだ
夜は膝を抱えて眠るのですか
ねぇ 今もまだ
触れられる度に怯えるのですか
ふらふら誤魔化して 自分で道を閉ざして
誰にもわかってもらえないと 信じ込んでいただけ
永遠なんて存在しないけど 強く想う
それだけで何かが変わると伝えたかった
寄り添うことも出来ないで
やり残したこともあって
それでももう
さよならをしなくちゃ
ねぇ 今もまだ
私のことを思い出してくれますか
ねぇ 今もまだ
あの歌を歌ってくれていますか
どうして どうして
こんなに悲しくなるのですか
どうして どうして
忘れられないまま 時は過ぎるのですか
ねぇ 今はもう
どんな時間も一緒には居られないから
ねぇ 今はもう
この思いさえ届かないままでいいから
あなたがどこかで笑ってくれていたら・・・
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