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悪戯
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| 作詞 游希 |
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目を閉じれば
そこに彼女が立っています
1人愛した貴方の
傍に寄り添うように
長い綺麗な髪が揺れながら
貴方の目には何が映りますか？
そこに彼女は立っていますか？
走れば彼女はさらに速く動きます
寝てる間も愛して寄り添う
「ずっと一緒だね」を信じて
赤信号を突き抜け飛び込んだ
人々の叫びで消された衝撃
抗う術なく千切れる体
貴方はただ立ちつくして
彼女は息絶えた
いつものような仕事帰り
彼女は立っています
貴方の帰りを待ちわびて
一緒になろうとして
彼女は幾つも悪戯を
無邪気なまま立っています
貴方はまだ気付きませんか？
彼女の思いは消えていませんよ？
たまの外食は彼女のチャンス
一生懸命愛しています
「俺の傍にいてね」を言い訳に
赤信号を突き抜け飛び込んだ
それでも貴方は出遅れた
聞こえない舌打ちが夜に響いた
彼女は歪んだ笑み浮かべ
貴方の足元睨んで立っていた
彼女の最後の悪戯を
貴方は笑って受け止めた
落ちない涙流れた瞬間
罠にかかって飛び散った
赤信号を突き抜け飛び込んだ
道行く人間ざわついた
彼女と同じ場所同じ時間に
貴方の体と交わった
まだ消えない血痕上書きされる
目を開ければ
そこに彼女は立っています
あの日と同じ格好で
歪んだ笑みが零れました
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