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空っぽのビン
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作詞 トンケ |
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薄暗い朝に目覚ましが鳴って
またいつもの今日が始まったようだ
毎日同じこと もう失敗など有り得ない
朝ごはんを食べて服を着替えて荷物を抱えて
ほら扉を開けて 世界へと出ていこう
今朝はどうやら少し肌寒い
厚着してくれば良かったなと思って
毎日同じこと 同じ車両の同じ席
車窓からの景色も昨日と変わりはないようだ
ほら隣に座る人 世界は狭いものだな
当たり前のように朝が来て
当たり前のように目が覚めて
それでも僕は何を考えてんだ
「こんな人生つまらない」なんて
一日が終わって犬の散歩して
坂を登りながらため息を一つ吐いた
薄暗い朝に目覚ましが鳴って
またいつもの今日が始まったようだ
毎日同じこと ループから抜け出せない
車窓からの景色も昨日と変わりはないようだ
ただ隣に座る人 今日は違う人だった
当たり前のように今日が過ぎて
当たり前のように明日が来る
毎日同じこと ただそれだけなのに
カレンダーを捲る手が震えている
現状は何だ 幸福って何だ
同じ日が続いて 意味すら忘れて
一人だけな気がして 怖かった
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