|
|
|
野良歌
|
作詞 山本D |
|
なぜここいるのかもわからない
なぜ生まれてきたのかさえわからないんだ
人間に俺達を捨てていいほどの権力なんてないだろ
飼えないからとかジコチューすぎるぜ
チクショウ!
可愛いとか体触るだけ触ってどっかにいっちまう
フザケンナ!
気がつきゃ人を信じらんなくなっていた
こんなのってないだろう俺が何をしたってんだ?
俺はただダンボールの中でがむしゃらに鳴いた
Wow... Wow...
Wow... Wow...
人間の唄う歌ってのは
夢、友情、愛、綺麗事ばかり
どれも俺には無縁なものさ
だから俺は唄う
そうこんな歌を
生きる意味もわかんねぇのに
死にたくないと思う
腹を空かしちゃゴミをあさる
それを見て人間は嫌な顔する
理不尽だろこんなん
夢を抱いちゃすぐ消えた
幸せには縁のない野良
自分で選んだわけじゃないぞ
こんな運命を受け入れなきゃならん
こっちの身にもなれってんだ
人間に向かって俺は吼えた
Wow... Wow...
Wow... Wow...
人間の唄う歌ってのは
夢、友情、愛、綺麗事ばかり
どれも俺には無縁なものさ
だから俺は唄う
そうこんな歌を
ダンボールの外に出て知った
俺と似たような連中が沢山いる
衰弱する足引きずって
生きるために必死に走る
コンクリートの中で迷ったって
誰の助けもなく自分で何とかする
ぼろぼろな体が悲鳴をあげる
ぼろぼろ涙が溢れる
死と懸命に闘う
Wow... Wow...
Wow... Wow...
人間の唄う歌ってのは
夢、友情、愛、綺麗事ばかり
どれも俺には無縁なものさ
だから俺は唄う
そうこんな歌を
Wow... Wow...
Wow... Wow...
俺は唄う
そうこんな歌を
|
|
|