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君にpresent
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作詞 SNAKE |
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夏が終わる前に
どうしても笑わせたくて
儚く暗闇に溶け行こうとも
輝き
届けようと決めた
砂煙立ち込めて
沢山の人が押し寄せる
手を繋ぎ人混み掻き分けている対になる影幾つも
見てると切なくて
君を引いていた手が今は
此処に無い事
ただ虚しく
背けた視線の先に愛しい君を見つけて
呼び止めようとしても
声すらも無くした事に気付いてまた
悲しみが飲み込んでゆく
空を見上げる君の姿
宙ぶらり
支えになれて居たのか解らないけど
君が寄りかかる肩を持っていたあの時の自分が羨ましくて
総てを焦がす様に打ち上がった
ドーン
歓声が上がって
君の姿を探す
そこから見上げている空
消えない様に焼き付いてくれ
もっと強く強く
まだ、あと少し
どんなに願っても
流れる様に 空に足跡つけて落ちていく
ただ笑ってほしくて
燃えた身体冷やしながら
君を見守る
泣くなよ、離れられなくなる
僕の姿が薄くなるにつれて
君が見えなくなっていくよ
出会って最初に見た花火
繋いだ手と
君の横顔
"綺麗だね"って…
見上げた彩り華やかな空も
君の笑顔も
全て忘れたくないから
身を焦がす
夏の終わりに君を笑わせたかったんだ
だから笑って と
思い届くように願いながら
僕は風に流れた
一瞬君が笑っているように見えて
安心して眠りについた
此処に確かに存在した
2つの笑顔
たとえ形を変えようとも
君の幸せを
願う
願う
夏の終わりの切ない花火
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