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ライト
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作詞 メルス |
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おかしいなぁ・・・電池切れかな・・・?
ミチを照らす2つのライトが次第に霞む
辺りは見渡す限り暗闇に・・・
震える僕 泣き叫ぶ声 「ここはどこだ?」「光はどこだ?」
あれからどれだけの月日が経ったんだろう?
不思議と震えはなくなった
この暗さに慣れてしまったからか・・・?
だけど僕が止まっても時間は進んでいく
そんなこと解ってるから焦るんだよ
だからまた叫ぶんだ・・・
「光の世界を見失ってしまったんだ」 (なぜだ?)
「僕一人置いてきぼりなんてあんまりじゃないか」(なんで?)
その瞬間 突然 肩を叩かれた
そいつは僕と同じ顔をしていた
眩しいなぁ・・・あぁ思い出したよ・・・
そいつの持つ2つのライトに見覚えが・・・
そうか お前は今までの記憶
震える僕 尋ねる声 「どうしてここに?」 「どうして会いに?」
すると同時に色んな答えが浮かんできた
不思議と震えはひどくなる
・・・その眩しさ・・・当然になってたんだなぁ・・・
こんなにも美しかっただなんて知らなかったよ
この暗闇で初めて気づいたよ・・・
なぜかまた涙が・・・
今までの生きた証が僕を未来へと動かした
「手探りでも必ず見つけてやる」その想いにライトが
微かに反応を示す いつしか
ひどい震えは武者震いになっていた
「僕にもう一度だけチャンスをください・・・」
誰に言うつもりだい? 願う相手は他の誰でもなく
自分しかいないんだよ
その2つのライトが輝きを放てば
そこはいつだってどこだって光の世界になるんだ
そいつは僕に叫ぶ・・・
そうさ また見てくれよ 世界を・・・
その両目のライトで照らしてよ・・・ミチのミチを・・・
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