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そう信じて・・・
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作詞 沙希 |
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私は、彼に恋をした。
ただのクラスメイトだった彼が一瞬で特別な存在となった。
彼が私を振り向いてくれるように頑張らなくっちゃ♪
早速、親友にこの事を打ち明けた!!!!だけど・・・
聞かなきゃよかったよ。
「彼・・・好きな人いるみたいよ」
親友に言われた一言。私の頬に一筋の涙がこぼれた。
なんで私はそんな彼を好きになったのかな・・
でも大好きでたまらないよ・・。
彼と席が隣になった。・・実は親友が細工して近くにさせてくれたのだ☆★
「やった!!!お前と近いとかおもろそう・・♪」
彼が話しかけてきた!!!やばい・・・心臓バクバクで声がでない!!!
「俺の隣・・もしかして嫌だ???」・・いえいえいえ!!
「ううん!!うれしい!!」・・あー!!つい本音が・・・
「・・・・・」・・やっぱり引いたよね・・《泣
「よかったぁぁ!!俺、嫌われたんかと思った《笑 沙希って呼んでいい?」
えー!!!!やばい・・うれしすぎる。「う・・うんッッ!!」
こうして、私達はお互いのことを名前で呼ぶ仲となった♪
でも・・彼、純は最近よく窓の外を見ていた。
きになって私も窓の外の純の視線の方を見てみた。
その、視線の先には・・・私の親友、麻美がいた。
前、麻美が言ってたコトを思い出した。
「・・・彼、好きな人いるみたいよ」・・彼の相手は・・
そう、親友の麻美だった。
次の日・・「ねぇ、純?純の好きな人って・・麻美??」
・・ほら、やっぱり。だって彼の顔、真っ赤だよ
「・・ばれちゃった??沙希には言うけど、俺、麻美が好きなんだ」
そう話す彼は、すごくすごく幸せそうだった。
麻美といる時、私は気付いた・・麻美、私と話している時、
純のことばっか見てるよね・・なんでもっと早く気付かなかったんだろ・・
次の日、私は学校を休んだ。あの2人を見ていると、自分が惨めになるから。
昼間、麻美から電話がかかってきた
《沙希、大丈夫??あとね、あたし純に告られたんだ・・あの・・あたしも
純が好きなんだ!!だから・・その・・》・・わかってるよ。
もういいよ。《付き合うコトにしたんだ・・ごめんね。あのっ》
ガチャ。私は一方的に電話を切った。なんだかくやしかった。
涙が止まらなかった。私は涙がかれるまで泣いた。
なんで自分の思う様にならないんだろ・・
なんでほしいものが手にはいらないんだろ・・
次の日、学校に行った。純にあった。「・・ぉはよ。」
「おはよ!!あの、純に話があるんだけど、後でいい??」・・私は
できる限り明るくふるまった。すると・・「わかった!!じゃあ、また後で」
そして、校舎の裏で・・思いをうちあけた。
「あたし・・純が好き。でも・・麻美と付き合ってるの知ってるんだ
よかったね!!頑張って・「違う!!!もう麻美と付き合ってないんだ・・
そりゃ、告って1度は付き合ったけど、なんか・・違ったんだ。
そのときは麻美が好きだったけど、沙希がその日休んだじゃん?その日、
なんだか・・麻美よりも沙希のことばっか考えてた。それを麻美は気付いた
んだろうな・・。別れよう・・純は沙希ばっか考えてる。って・・それで
わかったんだ。俺、沙希が好きだ。付き合ってください」
私は頭がパンクしそうだった。もう付き合ってない?私のことを純が
好き?付き合って??うれしくてたまらなかった。・・でも麻美は??
どうなったの??麻美も純のこと好きじゃないの??
私は純に返事をし、麻美に電話をした。
・・・《もしもーし?《麻美ごめん!!!私・・なんにもしらなくて・・》
《良いんだよ。あたしは沙希が幸せになればそれでいいから・・それに
純はあたしより、沙希をみてるし、あたしも沙希みたいに、純を思って
ないから!!こっちこそ・・ごめんね?》
《これからも私等親友だよね??じゃあ、ばいばい》
私は麻美、親友がいてくれたから、今を生きてるんだよ
ありがとう・・・ありがとう・・大好きだよ・・
私は純と付き合うことができた。ひとりじゃ、なにもできない私。
それをみんなが支えてくれた。だから今がある。
悲しいことがあってもそれを乗り越えれば、必ずうれしいことがおきるはず。
くじけて、自分が負けそうになったら休んでもいい。
ただ、あきらめることだけはしちゃ駄目だよ。ゆっくりでいいから、
い1歩ずつ前に進んでください。1歩1歩大事に・・・
くじけそうになったら、空を見て。きっと雲がてがかりをくれるから。
かなしくなったら、海を見て。きっときらきら光って元気をくれるから。
大丈夫。あなたならできる。そう信じて生きようよ。
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