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真夜中の訪問者
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| 作詞 渡部渡 |
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そのドアを開けたら どんな世界かな
明るいのかな 暗いのかな
そのドアを開けたら どんな天気かな
陽が射すのかな 凍えるのかな
部屋の隅っこのいじけた私の前を
来る日も去る日も 無言で通りすぎる
来る日は そのドアから入ってきて
去る日は そのドアから出ていく
そのドアを開けたら そこは未来なのか
そのドアを開けたら それとも過去なのか
その拳を振り回したら 何が起こるのかな
その拳で叩いたら 何かが壊れるのかな
ドアの向こうに心を荒げた奴がいる
真夜中に何回も 声を荒げる
酒は 五臓六腑を侵し
心も 狂わせていく
その拳を振り回したら それで気がすむのか
その拳で叩くのは 救いを願うのか
そのドアを開けたほうがいいのか
そのドアは開けないほうがいいのか
そのドアは耐えている
ただ 耐えているだけ
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