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青いクレパス
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| 作詞 渡部渡 |
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窓の向こうは
何日ぶりかの青い空
涙を流す雲もなく
雫に濡れる心配もない
蕾は
鎧を解いて肩を見せた
ジキに
黄色い絨毯を敷き詰めた堤防が見えるだろう
そう、そうなんだ！
春なんだ！
やって来たんだ、春が
間違いないだろうな
出し惜しみは嫌だよ
冷凍庫の隅っこに
忘れたままの何かの包み紙で
私の身体をくるむ事って
今からはゴメンだよ
いいね
未だ
春の吐く風は
ちょっぴり冷たいけれど
いつまでも重いコートを羽織ってないでさ
ドバッと脱いじゃいな
あははは
馬鹿だなあ、私
春を脅してやんの
タイミングってモノがあるんでしょ、きっと
この平野に寄生する万人を
喜ばす為の演出でしょ
じゃあ、あと幾つ眠ればいい？
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