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パラドックス
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| 作詞 雨と |
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僕の手が２本あって
自分を抱きしめるだけで精一杯
もしも３本あったら
隣の誰かを殺してしまうだろう
僕の目が２つあって
周りを警戒してビクビクしてる
もしも３つあったら
隣の更衣室を覗くのだろう
わかってる おかしいだけ
だけど皆同じようなもんでしょう
自分が可愛い 子供が可愛い
他人が憎い お金がほしい
何が悪いんだよ もう認めちゃえよ
「はい 僕は犯罪者です」
命なんか何個も潰したよ
それでも罪にならないんです
僕の口が１つあって
嘘とちょっとの本当 ただそれだけ
もしも２つあったら
嘘に嘘を重ねてキスをするだろう
僕の脳が１つあって
ろくに使いこなせず愚かな馬鹿
もしも２つあっても
馬鹿は変わらないまま 誰かを泣かすだろう
何が悪いんだよ もう認めちゃえよ
「はい 僕は不用品です」
だけど命なんてもんがあるから
死のうにも死ねないんです
そんな命を僕は潰したよ
たぶんつらい思いをさせただろう
だから僕が言うのも何だけど
死ぬときは眠るように殺してほしい
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