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天使の誘惑
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作詞 雨と |
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どす黒い雲から
垂らされた天使の梯子
廃ビルの屋上に立って
僕の手だけが掴んだ
冬の寒さの中
捨てられた子猫の命
廃ビルの屋上に立って
今にも傾きそうな天秤
夕食が香り始める幸せの中で
薄暗いホームの奥に見えた光
降れ 降れ
降れ 降れ
生きる感覚が
研ぎ澄まされて消失した
廃ビルの屋上に立って
突き落とした明日の僕
夕食が香り始める幸せの中で
薄暗いホームの奥で見えた涙
降れ 降れ
降れ 降れ
降れ 降れ
降れ ずっと
どす黒い雲から
垂らされた天使の梯子
廃ビルの屋上に立って
僕の手だけが受け止めた
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