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うしろ姿
作詞 まもの
真っ白な紙に 描く模様はまるで
日々を表す様な 淀み色


そこにあるようで 何も見えなくて
何色って訊かれても そこに確かなんてない




あなたと出会った頃 わたしは気付きました
この窓から見た 空はとても綺麗だった


そこにあるようで 実はもっと遠くにいて
何色って訊きあった そこに答えなんてなかった



戻らないことばかり 進んでも進まないこと
ようやく手にしたもの その傍に失ったもの


そこにあるものは ここに在るべきじゃない
だから窓から見た 空はとても綺麗だった



真っ白な紙に 図形を描くでしょう
日々のしるしを 震えた文字で


そこに置いたようで ほとんど背負って行って
どれだけって訊かれても そもそも数えていない



あなたと出会ってから わたしは気付きました
あなたを愛せるんだと 人が好きなんだと


それと同じだけ わたしは憶病だから
月が欠けてしまわぬ様に 見守ることしかなくて




いつかは 忘れて良い
なぜなら 覚えていて欲しいから




真っ白な紙に ことばを残せば
こんなに沢山 持っていた気持ち




これから春が来れば 幾つもさくらが咲き
窓から見渡すとき 風に舞って綺麗でしょう



きっと晴れるでしょう
きっと、晴れるのです

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル うしろ姿
公開日 2011/12/28
ジャンル ロック
カテゴリ その他
コメント 今年はこれで終わり。
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