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シンプルシング
作詞 まもの
二つ結びの小さな手が 鳥の様に空へ放った
夕陽色したゴム風船が たった一人で見下ろす街

「飛んでみて」と言われた後 上に向かう身体の感じ
風はさっきより強く吹き 風は喜ぶ声を隠す


どこまで飛ぶんだろう 正確には、昇るんだろう
寂しいな あの娘は もう 見えやしない


「そこへ鳴り響く 稲妻の嘆き 分かるなら」
「きっと貴方を好きになる。」 そう、歌ってる



二つ結びの喜ぶ声が 遠ざかっていく物語
あの娘が飛べないこの空を 少しずつあの娘の為に生きる


空を飛んでみたいのなら 大きくなって試せば良い
きっと君は絶望もする 風の強さで人は変わる


あぁでも、あの笑顔は やっぱり好きだったなぁ
今でも どこかで 見てくれてると良いな・・・


「そこへ、降り注ぐ 雨粒の痛み 分かるなら」
「きっと貴方は素敵な人。」 そう、歌った



シンプルな事すら 成せやしないぼくらは
きっと、多分、間違いなく
複雑な『愛』を 歌える



もう風船なんて どこかで割れてしまったよ
二つ結びにも友達が居て きっと遊んでるんだろう



そこへ、吹きつける 秋風の匂い、分かるなら
もう一度、貴方に出会ってみたい。 そう、想った。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル シンプルシング
公開日 2011/09/23
ジャンル ロック
カテゴリ その他
コメント 小さい頃初めて風船を貰ったら、握り損ねて飛んで行ってしまって、結局もう一個貰ったっていう。
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