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僕である意味、そこにある自由
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| 作詞 J'Soul （ジュゾウル） |
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時計の針から涙がこぼれ 僕は慌ててゼンマイを巻いた
ひび割れた文字盤に刻まれた 未来に僕は虚しさを抱(いだ)く
最初(はじめ)から決められたものであるなら 僕でなくても良かったじゃないか
それなのにどうして僕は 秒針の動きに足を重ねる
僕が本当に虚しかったのは 流されるままの無力な自分で
踏切の音が突然鳴って 僕は急いで線路をまたぐ
駅も見えない軌道の果てから 形も知らない列車が走る
地上に敷かれた終わりに繋がるなら 僕でなくても良かったじゃないか
それなのにどうして僕は 入り口を追いかけ掴んで飛び乗る
僕が本当に悔しかったのは 自分で走れぬ無様な自分で
自由になりたいと拳を叩きつけた壁には 遙か昔から手紙が貼られてて
そこには子供が書いたような下手くそな文字で
『いつか誰かがこの壁を叩く』と ふざけた予言が記されていた
僕は本当の自由の意味すらまだ知らぬのに
見せかけの自由を勝手に決めつけて
種から芽生えた青い双葉に 僕は何度も栄養剤(くすり)をかけた
太陽や水なんか頼らずに 僕だけの手で花を咲かせたくて
胸に僕が枯らした緑の声が降る 『僕でなくても良かったじゃないか』
それなのにどうして僕は 言い訳と知りながら他人(ひと)のせいにした
僕が本当に消したかったのは 隣の泣き声に気付けぬ自分で
自由になりたいと誰かを殴るのは簡単で 理由も分からず右手を振り上げた
下から頭を庇って見つめていた瞳は
『僕にはなりたい夢があるんだ』と いつか叫んだ幼い僕だった
僕は本当の自由の意味すらまだ知らぬのに
見せかけの自由を勝手に決めつけて
純粋な童心に焼き付いた印は 大人になった彼らの烙印で
何より欲しがる『自由』の意味も 曖昧な言葉でしか語る事も出来ず
僕が望んで口にした『自由』など 作られた籠のなか生まれたものなのに
自由になりたいと拳を叩きつけた壁には 遙か昔から手紙が貼られてて
そこには子供が書いたような下手くそな文字で
『いつか誰かがこの壁を叩く』と ふざけた予言が記されていた
僕は本当の自由の意味すらまだ知らぬのに
見せかけの自由を勝手に決めつけて
自由になりたいと誰かを殴るのは簡単で 理由も分からず右手を振り上げた
下から頭を庇って見つめていた瞳は
『僕にはなりたい夢があるんだ』と いつか叫んだ幼い僕だった
僕は本当の自由の意味すらまだ知らぬのに
見せかけの自由を勝手に決めつけて
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