ご自身で作詞された歌詞を「うたまっぷ」で発表するコーナーです。皆さんのご投稿をお待ちしております!
無料歌詞検索・うたまっぷトップへ
 人気投票
 コメントを書く

無料歌詞検索・うたまっぷトップへ

置き去りの傘
作詞 ログハウス
夏の終わりが来て 向日葵が枯れていく
蝉は鳴くのをやめて やけに静かな雨が降り出す

肌寒い空気が 心にまで迫る
いつになく寂しいのは
想い出に温もりを頼れないから

置き去りの傘が泣いている
誇らしげな姿で
誰かを守っていた

果たして恨んでいるだろうか
怒りにも似た想いを
優しさに似た想いを
この胸に疼く切なさを
多分 愛と呼ぶんだろう

諦めが悪そうに 夏はぶり返した
残り日の咆哮のように 蝉達が騒ぎ始める

肌を包むような あの日の火照り 汗
永遠が欲しくなった
あらゆるものに終わりがあるというのに

代わりなどない存在でいたかった
降り注ぐ雨から
守り続けたかった

あの傘は涙さえ乾いて
持ち主はとうに
一枚のコインで
赤色のお洒落な新しい
傘を手に次の街へ

やがて誰もが忘れていく
誰もいない世界
誰もいない場所

置き去りの傘は気付くんだ
幾つもの虹を
幾つもの星空を
自らの羽で覆い尽くしていたことを

別れの言葉は要らないんだ
与えるためや
与えられるためじゃない

もう孤独でも歩き出せんだ
いつか誰かの
何かを奪うんじゃなく
透明な愛の翼で
晴れ空に共に行くイメージで
この傘を畳んだ後も
はぐれずに手を繋いで

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
掲示板、
ブログ等に
リンク
URL▼

リンクタグ▼
歌詞タイトル 置き去りの傘
公開日 2010/09/23
ジャンル ポップス
カテゴリ 失恋
コメント 濡れた置き去りの傘を見た時、滴る水で、その傘が泣いているように見えたんです。
ログハウスさんの情報













うたまっぷTOP作詞スクール歌詞検索自作歌詞愛ことば便アーティストクリップうたまっぷインディーズ俳句・川柳
お問い合わせ歌詞リクエスト登録リンクURL登録音楽関係リンクサイトについてプライバシーポリシー
うたまっぷ