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玩具箱
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作詞 五里後ぞーランのバババババ |
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僕の家には沢山の玩具箱がある
中身が空の玩具箱もあれば
中身に沢山の汚れた縫い包み本等が或る
然し一番僕が気に入って居る玩具箱には
沢山のガラクタと言って良い様な
ボロボロの雑巾やクシャクシャのテスト用紙
ちぎれまくった消しゴム等が散乱している
然し僕はそれを見るたびに思い出す
あの頃の懐かしい記憶を
玩具箱に眠る数々のガラクタたち
そんなガラクタをいつまでも大事に保管している僕
何故そんな必要があるのだろう
それはどんな汚れたものでも
それを使っていたという事実があり
それを貰っていたという事実がある
どんなに綺麗で大切にしていたものでも
それになんの思い入れもなければ
それに対して「人生の価値」というのは見出せないと思うのだ
僕が大切にする物
それはどんなに高価なものでも
どんなに希少価値のものでもない
大好きなあの人から貰ったもの
大好きなあの人と一緒に買ったもの
そして僕が大好きなあの人と一緒に使ったもの...
全てが掛け替えのない プライスレスとなるだろう
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