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HATE ME
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作詞 卓弥 |
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矛先で弄る憂いに 不安を消さないなら
言葉の棘で 僕の血を流して
ハンドルを握る君 隣で命預ける僕
この瞬間の君はたとえ狂おうとも
目前を見失っては ならない
だけど悲しいかな 黙っている僕に
ひとカケラの気遣いをちらつかせ
君の気を散らせてしまっていた
景色が廻ってゆくほど 話の種は変わる
どんな結末でもいいから 今は前だけ見てろ
矛先で弄る憂いに 不安を消さないなら
言葉の棘で 僕を殺すほどに...
今 傷ついたのが 痛く判ったから
仕返しの刃で この血を散らせて
君のためなら 構わない
満席のテーブル 無言で見つめていた
この瞬間はどれだけ狼狽えても
時間は俊敏に 流れない
一人が立ち上がって 1つ開いた椅子
華奢な僕らなら楽に分け合えると
急かし歩いた僕をどうか嫌って
人波が薄れてゆくほど 君の肩が下がる
君の心をこり固めた 諸悪の根源は僕
矛先で弄る憂いに 不安を消さないなら
言葉の棘を 雨のように降らせて
夢の中のような 浮ついた心地を
強く君と感じたい 無理に君を奪いたい
その夢の景色の果に
この命が崩れても
日が沈んでゆくほど 話の色は変わる
どんな最期でもいいから 君の心を知りたい
雨が落ちて 陽に融かされるまで
君の四面を 映す水溜りになりたい
矛先で弄る憂いに 不安を消さないなら
言葉の棘で 僕の血を流して もっと...
今 抱きしめられて 伝わった君の熱が
僕の体温を超えていた 優しく溶けてゆく...
理不尽に詰られて
無慈悲に貶されて
流れる血と涙が 致死量を満たしても
君のためなら 構わない
君のためなら 構わない
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