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散雪の刻
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| 作詞 卓弥 |
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夢にまでみた 雪と溶けてゆく
春雪を知らぬその肌に くれる笑みは無い...
降り積もる淡い想いに 恋い焦がれ
一時の麻痺した感覚に 溺れ滲む
そんな柔さも個性だって 流していた日々は埋まり
いつの間にか心は 空白だった
いつの日にか巡り合えるの？
答えはいくつあるの？
思考は廻り 季節も廻る
春雪に探した
君は知ってる？ この長い道の先が
分からないから価値があるなんて
本当に思っているの？
私は怖いだけ
ただ知ってるのは 必ず終わりがあること
この命 何処かへ捨てるくらいなら
今君に あげたい
降り積もる雪は溶ける 跡形も無く
寿命のそれと同じね 地に落ちるまでの昇華
そんな人生に失望とか 絶望とか見出すくらいなら
可能性の方を 見出したい
いつになっても会えないから
蕾は枯れてしまった
お役御免と、仮腹の末路
雪の様に冷たい
君は出会えた？ あれからの道の先で
便りも取れないから祝福もできない
今、何処にいるの？
私はここだよ...
ねぇずっと 息を引き取るまでずっと
私を見届けてほしいから
今君を呼ぶよ
Ah! 君がいないせいで
増えた傷の跡
今はもう 増やす余地の無い侵食を語る
自分の罪
いつの日にか巡り合えたら
答えはいくつ聞けるかな...
季節が廻り 距離は近づく
春雪に探した
夢にまでみた 雪と溶けてゆく
こんな命に価値があるなんて
自分では分からない
ただ、怖いだけ
私は知ってる 必ず終わりがあること
だから今 全てを捧ぎ捨てる気持ちで
全部君に あげるよ
燦然と 舞い散り消える雪に重ねる
還る場所を 探して...
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