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落葉哀
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| 作詞 卓弥 |
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古い景色 通りかかった 今 懐かしい
遠巻きに 眺め浮かべた
屋根の上 笑う故友を
闇色に染まる三日月の
裁断を待ち続け
心苦しく 月に 許し請う
遠い故郷 捨て去った 過去 忌まわしい
想い耽ってた 強い恋心
束縛の下 留められていた
夕闇に染まる堤防沿い
灼色の髪なびかせて
願い虚しく 尽きた 哀し恋
浪費された 忘れ去られた 舞い落ちる 花
無情にも 枯れた 実りを
あなたは受け入れられますか
答えを 聞く前に 消えていった
あまりにも 酷くて 狡い人
刹那の愁いを 満たす 贈り物
それは 儚く 脆いモノですか
無情にも 枯れた 実りを
あなたは受け入れられますか
答えを 聞く前に 消えていった
あまりにも 酷くて 狡い人
霞んだ記憶に 懐古 涙ぐむ
とても 儚く 枯れ落ちた 想い出と
決して 離す ことのなかった 友の
縋り付いた右手に 「さよなら」を 残して
潔く羽ばたけ―――――
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