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愛を捜して
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作詞 ユト |
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廃れた町をさ迷い歩く
何かないのかと 何かないのかと
すれ違うたび空虚な感覚
何で俺なんだ 何で俺なんだ
周りがみんな持っているもの
何で俺にはないんだと
空気をつかむように震える手で
愛を探した
自ら出て行ったことに後悔なんかしていないさ
虚しい手ぶらなこの軽い手で
何かつかみたくて 何か背負いたくて
何もないほど人は 生きていく価値を探すんだ
俺が生きてゆく 存在理由を
悠々と暖かさを当たり前のように感じ
まだとまらない欲を
今度は何処にぶちまけようか
それが余祐
妬んだって仕方がない 憂いたって関係ない
泣き叫ぼうがご自由に
苦しいほどの自由が締め付ける
いっそ鎖でもつけていてくれれば
そこに生きていく場所がある 存在理由がある
不自由ほど愛に近いものはない
狂おしいほど理解した
戻れない 進めない 生きていく 不自由がほしい
人ごみに 流されて 生きてゆく 理由がほしい
たくさんの 愛に囲まれて 生きている 余裕がほしい
贅沢なのかもしれない
疎んだって仕方がない 欲したって届かない
探したって見えないんだ つかみたくても分からない
誰か愛を分けてください
何かつかみたい 何か背負いたい
重さがほしい 理由がほしい
探そう荷物 捜そう理由
つないでいた思考を解き放って
愛を捜して
(彷徨う俺は)(蛾のよう)
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