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目覚めのララバイ
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作詞 ユト |
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甘く優しい嘘と 辛く残酷な真実なら
私は真実をとるでしょう
いつまでも甘い嘘に囚われているのなら
いっそ目の前の現実を突きつけて
闇に落としてはくれませんか
穴の開いた理屈を必死に埋めるように
幻の満足感に酔いしれ崩れ
嗚呼抜け出せないこの現状に
目覚めのララバイを
走れば走るほど絡まって
もがけばもがくほど締め上げる
気付けばあとは光に焦がれて
流血がひどく美しく感じた
不確かなものほど人は信じるでしょう
それはホントウが怖いから
せめてもの安らぎに愛を
せめてもの逃げ道に嘘を
ページをめくる勇気があるのならば
こんなところにはいないでしょう
望んだはずの世界から逃げ出したくて
さまよい続けるその姿は
さぞかし滑稽に綴られて
叫びたいよ この枯れた声で
泣きたいよ 意味も無くただ
逃げたいよ 全てのことから
怖いから ただ生きることが
すぐそばで途絶えた音が
目の前で消えた声が
全部歌に聞こえるんだ
ひどく美しい ひどく哀しい
残酷なその呼び声は
目覚めのララバイ
(目覚めて)(優しい嘘に)
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