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救いの言葉
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作詞 ユト |
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鏡が嫌いだった
自分の全てが映されてしまうようで
だからろくでなしなんだ
言われ慣れてしまったその言葉は
いつしか自分に諦めという逃げ道をつくった
何もできないなら 何も期待されて無いなら
はなから何もしなくていいだろ
ろくでなしで 役立たずで
そんな俺にまだ言うか?
頑張れ
聞き飽きたよその呪いの言葉
成功すれば当たり前のように流されて
失敗すれば咎められて
可笑しいだろ?笑っちまうよ
諦めたら何も苦しいことは無かった
信頼も期待も咎めも
何も無い自分だけの空間
そのど真ん中に寝転がって
何で泣いてんだ俺
違うんだ 何か足りないんだ
無の空間で何か探してる
それこそ諦めれば楽だったのに
此処にはない 信頼 を捜した
動かない俺に求める権利はねぇ
期待されて咎められるのが恐いんだ
諦めたよなにもかも
そういってまた逃げ道に走る俺は
なんて弱いんだ
いつしかまわりは
こんな俺を仕方ないといった
何が仕方ないんだよ?俺の何を知ってんだよ?
知ったような口きくな!!
全てを周りのせいにして
そのくせ足りないと泣く俺の
頬に痛みが走った
誰も入ろうとしなかった 誰も期待しなかった
俺に初めて怒ってくれた
アンタは逃げてばかりだ もう何も無いだろう?
だったらこんなトコから出て 頑張ろうと思わないか?
(呪いの言葉が)(俺の救いの言葉だった)
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