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タイムラグ
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作詞 紗散 画宮 |
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やぁエララ 調子はどうだい?
こちらは曇り時々雨
晴れ間から 覗く虹が
双子のどちらかならいいのにね
太陽は さも当然に
赤道の上をなぞるけれど
緑の隅っこと隅っこが
なんでこんなに遠いんだろう
今日を迎えて
明日を誓った
問題は山積みだ
きっとお互いに
2分前のキミがくれたありがとうに
2分後の僕はきっと応えるだろう
端末の振動も 宙を舞うメロディも
いつか当たり前に変わるように
やぁエララ 帰りはいつだい?
こちらは夜の9時半ごろ
最近は 忙しくて
夕立が少し羨ましくて
三日月は 霧の中で
それなりな神秘を謳うけど
顔も知らない僕らの出会いは
どのような詩になるのだろう
今日を終えたら
明日また会えるさ
問題は二の次だ
歪ませておくさ
2分前のキミがくれたあいしてるに
2分後の僕はきっと応えるだろう
言葉交わる喜びを 消えることない不安を
強く 強く握り潰すように
見上げた太陽も
その夜 見上げた三日月も
同じものなのに
こんなに遠くて
伸ばす手に意味なんてない
涙は結果をもたらさない
パスコードは転がるように
すがるように 求める限り
きっと
2分前のキミがくれた顔文字のキスに
2分後の僕はきっと応えるだろう
端末の振動も 宙を舞うメロディも
いつか当たり前に変わるように
消えることない不安を 握り潰すように
言葉 探りながら笑いあう日々を
僕ら
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