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エルマー少年を覚えているか?
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作詞 紗散 画宮 |
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自転車はスーパーカー 行けないとこは無かった
広場の時計塔は 図書館を見下ろしていた
自動ドアの先の世界は神秘的に思えた
本を開く瞬間だけ 僕は主人公になれた
僕の名前はエルマー
あの頃はね みんなの人気者だったなぁ
喋る動物 空飛ぶドラゴン みんな僕を覚えてる?
いくつか歳をくっても 図書館は変わらずそこにあった
子供の手に届くような場所にそいつも眠っていた
丸テーブルを囲んで座る子供たちは
楽しそうに笑いながら モンハンに明け暮れてた
僕の名前はリーフ
心踊る 大冒険なら任せてよ
7つの宝石 影の番人 みんな僕を覚えてる?
今はつまんないよ チワワは「ワン」としか言わない
宝石のベルトなんて 高くて買えないや
ファンタジーは姿を変えて 本を読む子も減って
寂しそうに埃を被ってるんだね
ひとりぼっちか ピーター?
そんなことない 童話も 絵本も 映画も
古く色褪せていくけど みんなキミを覚えてる
キミだって エルマー
みんな一緒さ 縦の字を辿っていけば
知名度は関係無いよ みんなキミを思い出す
僕の名前はエラゴン
剣と魔法の王道は悪いことじゃない
青の鱗 朱の焔 みんなキミを覚えてる
僕の名前はフロド
時に冒険は残酷なものだけれど
きっとそれだけじゃないよね みんなキミを覚えてる
彼の名前はポッター
これから先 どれだけ月日が流れても
素晴らしさは変わらないさ みんなキミを忘れない
きっと僕は忘れない
僕の名前はエルマー
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