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エフェメラル
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作詞 紗散 画宮 |
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歌を歌って涙ぐんでる 誰かの頬を伝っていく
歌が終わったら そいつの周りに 泣き虫が広がっていく
門出を祝いあうための 素晴らしきこの小春日和よ
この歌はそこまで 涙を誘う哀歌だったの?
どーせどーせ演技の練習 青春はいずれ終わるもの
泣けるときに泣けた方が うまいことやれるでしょ
ホント桜も哀れね 絆された 少年少女の
意味があるのか無いのか 涙を啜って
冗談じゃないわ やってらんないわ 別れの痛みなんて
どうせ ひと月の夢よ エフェメラル エフェメラル
国語とか現代語学を 12年もノートに捩じ込んで
「一期一会」も知らないなんて バカな話がありますか?
門出を祝いあうための 素晴らしきこの小春日和よ
あいつらは嘘つきだ 騙されないで
咲いてられるなら咲いているわ 可憐さを愛でられて
姿形を記憶に フィルムに閉じ込めて
でも散ってしまうの 枯れてしまうの そうなれば私
見向きもされなくなるわ 「イヤ」だと叫んだって
どうせ ひと月の夢よ エフェメラル エフェメラル
あなたも哀れね 永劫の時行く少年少女よ
若さも逞しさも 枯れて腐る日が来るの
冗談じゃないわ やってらんないわ 涙を見せたって
時は止まらないの 分かってるなら咲かせなさいよ
もっともっと笑顔を 作りなさいよ 咲かせなさいよ
悲しみもひと月の エフェメラル エフェメラル
やればできるじゃない! エフェメラル エフェメラル
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