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ヘカテの月海
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作詞 紗散 画宮 |
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魔宮 目下 宗教脳裏 中に備え 皿の海
波に揺られる灯台 満ち引き 巡り
窓ガラス通過する毒素 蛾の翻弄 Fain Frying
急かさないで どこにも行かないわ
強要する色彩の中で
昼行性 辞めたいよ
沈鬱 狼狽 典礼聖歌 ガーベラの茎を折り
私のみ only 漂う月夜
網膜は依然としてチカチカして喧しい
安心して 今日も眠らないわ
悲鳴 途切れた夜から
誰が現れるの?
放棄 まだムキになり 逸らす視線 何を見る?
何も感じぬ道理 空のままに空を見る
新月に伸ばす腕は まだ痛みを訴える
諦めてきれてないわよ アイツは今宵も泣いている
針を刺す薬指 じわり滲む神経さえ
マゾヒズムの前では ただの御褒美
街頭 照らしてる 野良のケルベロス
夢じゃないもの 眠れないわ
赤がスキと言ったでしょ?
ルージュは血の香り
躍起 またムキになる 辛気臭い この時代
傑作と人は笑う 奥底で睨み合う
何も信じられない 信頼など既に無い
でも諦めてないのね? アイツは今宵も泣いている
依然として 確信無く
1人 冠水は続く
部屋を孤独に浸けて
1人で人を払う
アイツは空を見てる
涙が零れ落ちる
会いたくは無いはずで
「ココダヨ」と喚いてる
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