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丘の上ナナヒカリ
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作詞 紗散 画宮 |
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指をなぞる なぞる
星が音も立てず 落ちる 落ちる
唖然とする 目と目 手と手
願い事なんて考えてないや
更になぞる なぞる
獅子座を囲み 落ちる 落ちる
まるで右手 この手 目と手
丘の上を離れてしまったようで
7割沈んだ太陽に
切符だけが溶けていくんだ
流れ星に乗せるほどの
理由も駄賃も持ってないのにさ
なぞる なぞる
曲線 隣のそいつは呑気にペン回し
特別授業 教室
壁の向こうの宇宙(そら)を見つめていた
7割沈んだ太陽は
生意気にも僕を急かすんだ
理由なんてありはしなかったが
北斗をぶつけてやりたくなった
なぞる なぞる
また星たちが落ちる 落ちる
視界 広がる 世界 群がる
未来 瞬く 光 ヒカリ
願い 願え 願う
「劇的な未来」 空想は大味に
腐れ縁 あいつ 消える
ニュースに目の前 瞬いて眩んだ
7割沈んだ太陽を
僕と見つめるメガネの子に
「何も知らない」と嘘をついて
右手はずっと震えていた
流れ星が流れていくね
誰が切符を持っているんだろう?
僕らが仰ぐ広い宇宙(そら)から
北極星が消えていた
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